出張でドバイに行ってきました。
言わずと知れた世界一の金持ち国ですが、裏の顔として世界のハブ、特にアフリカとの中継地点としてビジネス上も重要な場所です。
ドバイのフリーゾーンに出店しているのですが、ドバイ国内マーケット向けではなく、中東、アフリカのバイヤーが買い付けにくる地域です。
世界に出て初めてわかったのですが、「アフリカ向け」といっても、バイヤーはケニア、タンザニア、ウガンダ、南アフリカ等々、様々な国からやってきます。
当たり前ですがそれぞれの国の経済発展のペースも違いますし、規制や袖の下的なものも様々。
当然ユーザーのニーズは多種多様です。
一概に「アフリカ向け」などという概念は通用しないということを痛感しました。
やはり、実際に出て、自分の目で見て、ビジネスをやってみないと真実はわからないですね。
大変失礼な言い方になってしまいますが、どこかに「みんな黒くて、まだまだ発展途上の人たち」くらいの認識しかなかったことは事実です。
今後は、それぞれの国情やニーズ、外部環境や内部環境などをしっかり分析していかないとダメです。
振り返って、日本の国内マーケットでも上記のようなことをやっていませんか?
自分たちの戦っている領域のお客様を「〇〇業界」とか「シニア層」とか「女性」とか一括りにしていませんか。
(ターゲットすら明確にしていないのは問題外ですが…)
もっともっと細かくお客様を分類し、付き合うべきお客様を取捨選択し、それぞれのニーズを把握し、ベストな提案をしてお客様のメリットを最大化させるのです。
私のように「アフリカ国」なんていう大雑把なくくりでは絶対に勝てないのです。