日産のカルロス・ゴーンさんは日産のCEOだけでなく、ルノーのCEOも兼任しています。
これを聞いたときに私が想像したのは、
一つの中小企業を経営するのも大変なのに、超巨大な2つの企業を経営する超人、つまり「ものすごく忙しく日産の現場で働くゴーンさんが、超人的なスケジュールをこなしてフランスに飛んで、フランスでも超人的なスケジュールで現場で猛烈に働いて、寝る間を惜しんでまた日本に帰ってきて・・・」という「超人ゴーン」の姿でした。
みなさまもそんな想像しませんか?
実際にどんな仕事をしているのかはわかりません。
しかし、最近、そもそもこの私のイメージ自体が本当は正しくないのではないか?と思います。
私も含めて、中小企業の経営者は、社長自ら多くのことをやらなければなりません。
その延長上でゴーンさんをイメージするので、前述の超人ゴーンになってしまうのではないでしょうか。
一方で、私たちがやっていることは本当に社長の仕事なのでしょうか?
ゴーンさんは「意思決定/決断」などの本当に社長だけがやるべき真の意味での「社長の仕事」だけをやっているのではないでしょうか?
逆に私たちは社長がやるべき「意思決定/決断」を避けて、現場の実務に逃げているのではないか?
ゴーンさんの仕事についてご存知の方がいたら教えていただきたいと思っております。