先週の金曜日、東北から関東にかけて非常に強い地震がありました。
                  
                  そのとき私はある会社で研修を実施していました。
                  8階建てのビルの8階にいたので、非常に大きな揺れになり、一瞬東日本大震災の悪夢がよみがえりました。
                  しかし、その時のその会社の対応は見事なものでした。
                  すぐに正確な情報の把握、各人への待機指示、出張している人への連絡など。
                  結局地震はたいしたものではなかったのですが、仮に大きなものになっていたとしても会社として即座の対応ができていたと思います。
                  
                  実は、私はこの会社にとっての地震男のようで、東日本大震災のときにも、こちらで研修を実施しておりました。
                  あのときは対応どころではなく、ただパニックになるばかりで、結局情報集収も安否確認も後手後手になり、どうすることもできず大変な思いをしました。
                  
                  今回は小さなものでしたが、私の顔を見た瞬間に震災対策のスイッチが入ったのでしょう(笑)。
                  過去の教訓をしっかりと活かして、きちんと実践的な対策をとっていたこの会社はすばらしいと思います。
                  
                  再発防止、予防対策というのは大事なことです。
                  しかし、大事だとわかっていても、のど元過ぎれば熱さを忘れて優先度が下がってしまうのも事実です。
                  当たり前のことですが、過去の教訓をしっかりと活かしていけるようにしないといけないとあらためて実感しました。










