今年の甲子園は、私の出身地である群馬県代表の前橋育英高校が初出場で見事優勝をしました。
                  前橋育英というと高校サッカーでは常連校ですが、意外なことに甲子園は初出場だったのですね。
                  
                  同校を優勝に導いた荒井監督の座右の銘は、なんと当社の社名の由来でもある「凡事徹底」だそうです。
                  凡事徹底を信条としたチーム作りをしてきたとのこと。
                  
                  凡事徹底とは、「当たり前のことを徹底的にやる」ということ。
                  
                  印象的だったのは、監督の息子であるキャプテンが、「誰でもできることを、誰もできないくらいやる」ということだ、と言っていたことです。
                  例えば、アウト確実な凡打でも全力疾走をする、キャッチボールも一球一球大事に行う、など。
                  なるほど、誰でもできることですが、それを大真面目にやっているチームは少ないでしょう。
                  
                  「誰でもできることを、誰もできないくらいやる・・・」
                  
                  なるほど。
                  凡事徹底というのは、そういう言い方もできるのだな、とあらためて感心しました。
                  
                  経営においても、いろいろなことがこれに該当するのではないでしょうか。
                  経営に奇策はありません。
                  誰でもできることをコツコツやること。
                  そして、それを誰もできないくらい愚直にやり続けること。
                  結果がでないと何ごともすぐにやめてしまうことが多いです。
                  しかし、結局は一つ一つの当たり前のことの積み重ねが、ついには大きな結果につながるのだと思います。
                  
                  地元の優勝の喜びと同時に、「凡事徹底」の大切さをあらためて確認させていただきました。










